作者名ラ・ワ行
殺人鬼がもう一人作者: 若竹七海出版社/メーカー: 光文社発売日: 2019/01/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 作者の底意地の悪さが瀰漫しているような連作集。うーん、若竹作品のなかでも、かなり毒気に当てられる本だぞ。ケー…
悲体作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2018/03/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 懇切丁寧な巻末解説とセットで、作品の輪郭が浮かび上がってくる。作者におけるミステリアスなものの淵源が、父と母の間の一筋縄ではい…
処刑までの十章作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/10/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 遺作長編。飽くなき逆転劇の追求は、“他者”なるもののドラマティックな演出、つまりこの逃れ行くことを本質とする位格に、どう…
女王作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 作者の、90年代後半に雑誌連載された作品で、埋もれていた、というより、作者自身が納得せず未だ埋めていた、というのが実相だろう。完成…
屋上と、犬と、ぼくたちと作者: 若月香出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/09/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 福ミス優秀作の二冊目。小説は軽妙な仕上がりで、意表を突く展開も堂に入った感がある。サスペンスの醸…
暗い越流作者: 若竹七海出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/03/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る 作者の久々のお目見えは、昨年の推協賞を受賞した表題作を含む短編集。葉村晶登場のは五編中三編だが、短編集全体として、ただ暗いト…
小さな異邦人作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/03/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る 誘拐、交換殺人、変身、マニピュレート……ミステリーの概念装置を、まさに縦横無尽に展開させ、こちらの錆付いた意識認識の“外…
ポリス猫DCの事件簿作者: 若竹七海出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/01/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (17件) を見る ミステリアス8 アクロバット7 サスペンス7 アレゴリカル7 インプレッション…
みんなのふこう (文芸)作者: 若竹七海出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2010/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 10回この商品を含むブログ (17件) を見る ミステリアス8 アクロバット8 サスペンス8 アレゴリカル7 インプレッション8 ト…
プラスマイナスゼロ作者: 若竹七海,杉田比呂美出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2008/12/03メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (34件) を見る スラップスティックな青春ミステリ。いろんな意味で、意表を突くお話が揃っているけれども、や…
本日のエピグラフ 「まだ有名じゃないけど、前に一度、意外なドンデン返しで二着に入ったことがある。いつもドラマチックに面白く見せてくれる私のお気に入り」(P298より) 造花の蜜作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2008/11メデ…
死の相続 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)作者: セオドアロスコー,Theodore Roscoe,横山啓明出版社/メーカー: 原書房発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (28件) を見る 翻訳ものは老後の愉しみに、という禁を破って、…
猫島ハウスの騒動 (カッパ・ノベルス)作者: 若竹七海出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/07/21メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (56件) を見る ミステリアス7 アクロバット8 サスペンス7 アレゴリカル7 インプレッション8 トータル…