『ザ・ベストミステリーズ2013』2013年 第66回 日本推理作家協会賞 短編部門  個人的選評

 

 

 


『暗い越流』若竹七海(受賞作) 
 短い紙幅のなかで物語にツイストをきかせて、読み手を意想外の方向に引っ張っていくストーリーテリングはさすが抜群。ただ才が先走って、展開の強引さが鼻につくところもあり。

『父の葬式』 天祢涼
 連作短編形式の長編作品のうちの一編を、独立した短編として扱うのは、反対。

『青い絹の人形』 岸田るり子
 長編用のプロットを短編に流用したのかと思わせるほど、筆致が忙しない。叙述トリックも余計。

『宗像くんと万年筆事件』 中田永一
 淡い感動を与えてくれるけれども、既視感のある物語という印象を今一つ拭えなかった。

『青葉の盤』 宮内悠介 
 興味深い題材がすべてだけれども、一気に小説世界に引き込まれた。文体も硬質な方向性をねらって、イヤミな感じはしない。


【評価】『青葉の盤』に〇、『暗い越流』『宗像くんと万年筆事件』に△。

 

http://mystery.or.jp/prize/detail/10661

『ザ・ベストミステリーズ2012』2012年 第65回 日本推理作家協会賞 短編部門 個人的選評


 
 今回から過去の推協賞の短編部門候補作を読んで、個人的評価を記します。

 

『望郷、海の星』湊かなえ(受賞作)
 主人公の母が、いつ夫の蒸発の真相を知ったかで、物語の方向性は変わるはず。物語がこうであったという必然性の説得力が欠ける。

『三階に止まる』 石持浅海
 この作者らしい小品。「奇妙な味」系列の作品で、最後まで人を食った展開で愉快。探偵役は余計で、主人公夫婦に推理をひねり出させれば、滑稽な感じが増したはず。

『言うな地蔵』 大門剛明
 冒頭で、サプライズエンディングのキモとなる部分が完全に伏せられて、アンフェア感がまさる。まあサプライズで俗物性が反転する構成はツボなのだが。

『足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)』 三上延
 稀覯本の出現をめぐるロジックの反転が、それまでの不可解な出来事のすべてを、一気に因果づけてしまう手腕は見事。主人公の母が表象する悪意のかたちにも、生々しい感触がある。

『この手500万』 両角長彦 
 これも、オチにつながるキモの部分が、冒頭で完全に伏せられているタイプで、うまく騙されたというカタルシスは薄い。もっとファース味があってよかった感じ。

 

 

【採点】『三階に止まる』『足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)』に〇、『望郷、海の星』に△、という評価。


http://mystery.or.jp/prize/detail/10651

 

傀儡の再来はドブ浚いの未来か

 
 あの面子じゃ、岸田さんが選ばれなきゃおかしいと思うけれども。それよりも、アベポンやらアホウタロウやらがキングメーカー気取りでチョロチョロしてるのが、あまりにも下らない。自分たちの犯した汚職がバレないように、総理大臣という共犯者を探してるだけでしょうが。私物国家どころか汚物国家だろうに。

キチキチジミン狂レース

 
 なんでアマゾンで河野太郎を検索して、忍者コスプレが引っかかってくるんだよ(笑)。なんかこの人、結局嘘つきのイキリ系ってことで、維新系の政治家とウリふたつだなあ。第100代の首相がこんなので、ほんとに人がいないよねえ、ポンニチの政界は。

こう描く、どうだい?

 
 ああ、現代アニメはこのノリを失ってしもうたのです。このノリを受け継いでいるのは、邪神ちゃんドロップキックぐらいしかないんじゃないか。ギャグとはカオスだと教えてくれたのは、押井守だったのです。ぬるい下ネタしか繰り出せない現代アニメに鉄槌を。

 

百代の過酷

 
 ガースーのスカタンが延命をあきらめ、そしたら汚いもんが次から次へと、第100代総理の座を狙ってきましたね。嘘つき河野とネオナチ女がメディアで取り上げられるってのはどうなのよ。アベの犯罪の隠蔽をもくろむマフィア政権が100代になるのかね。

おれはぼっちや

 
 ボッチャ。名前のインパクトと、シュールさを覚える競技進行。まあルールがわからない競技なんてみんなシュールだけれども。この競技専用のちっこいボールが、妙にきになる。なんか不条理な理由で反則を取られそうな気がする。なんかコーチに不条理な理由でダメ出しされそうな気がする。ボッチャの神様にことごとく見捨てられるような気がする。それがオレのボッチャ。