2021-01-01から1年間の記事一覧

さよなら△またきて…

『ゆるキャン△SEASON2』第1巻 [Blu-ray]花守ゆみりAmazon まあ今年はゆるキャン△の年でしたね。鬼滅とかウマ娘よりも、キャンプの解放感を求めたい。冬場にやるつもりはないけれども。まあでも、なんやかんや言っても、ソロキャンプって、一種のプチ家出だよ…

虚空へ

虚空へ 作者:谷川 俊太郎新潮社Amazon 谷川俊太郎の十四行詩が、自由律俳句のように読める。アフォリズムのように読める。箴言集のように読める。存在を凝縮させて、宙に浮かぶ点のように、すべてのものへ身をさらして、ひたすら無への憧憬を詩句に結晶化さ…

岸田NOと人事

100日で収束しない日本のコロナ禍作者:ぼうごなつこ扶桑社Amazon あ、この本にもノブテル出てたのね。まあなかなか収束しませんよねえ、アンチノブテルの状況は。ありえた世界線だったら、ノブテルも憲政史上最長の総理になれたかもしれないのに、いまや参与…

日本酷記

『日本国紀』をファクトチェック~史実をどう歪めているか作者:家長知史,本庄豊,平井美津子日本機関紙出版センターAmazon コピペ本が文庫化ですか。ハードカバー買ったひとが、文庫も買うんかなあ。内容がないようの問題以前に、プロの歴史家が書いたコンパク…

週刊文春 2021年 12/16 号 [雑誌]文藝春秋Amazon 文春のベストテン では米澤穂信がⅤですか。このミスではどうなのか。あまり食指が動かないベストテンですなあ。おもろない。

自由律俳句と味わいと

次の角を曲がったら話そう作者:伊集院 光小学館Amazon へええ、伊集院光の昼のラジオで、自由律俳句やってたんだね。せきしろと又吉直樹のコラボ本みたいなシュールさは追及されてないみたいだけど、人生味がいろいろと濃い感じの句が集められてそう。はずし…

ウマい話にゃウラが…

『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 01アーティスト:V.A.ランティスAmazon ウマ娘って紅白出るんすか。まあほんとにイロモノ枠ですなあ。まあ、声優っていってもホリプロをはじめ大手芸プロ所属も多いからねえ。プッシュがあるかもしれないけれども…

えだNONになりましたが。。。

なぜリベラルは敗け続けるのか作者:岡田 憲治集英社インターナショナルAmazon 『文藝春秋』最新号の巻頭コラムに岡田憲治さんのえだのん評が載っていて、あとこれと適菜収さんの『日刊ゲンダイ』のコラムが野党共闘の総括として最適かな。それでも、共闘して…

ブタをタブらかす政治

日本人は豚になる: 三島由紀夫の予言作者:適菜 収ベストセラーズAmazon まあ、ポンニチの人々は、ピッグになっちゃいましたかね。屠殺されてトンカツや豚汁、豚まんにされる直前まで、じぶんに日本人としてのソンゲンがあるなんて思いこんでいるのかねえ。国…

明日が陰べし

安倍、菅、維新。8年間ウソを暴く 路上からの反撃、倍返しだ!作者:西谷 文和,内田樹,佐高信,小出裕章,宇都宮健児,平松邦夫,矢野宏日本機関紙出版センターAmazon アベスガイシン。ポンニチの政治文化を奈落の底に突き落とした。隠蔽、公文書改ざん、領土交渉…

破戒者たち

破壊者たちへ作者:青木 理毎日新聞出版Amazon いつのまにやら解散総選挙。現政権の何を問えというんでしょうか。アベぽんの汚職隠蔽のためにできた内閣ならば、信任されたら不法を見逃せという「民意」がでっち上げられるんでしょうかね。ポンニチの有権者の…

『ザ・ベストミステリーズ2013』2013年 第66回 日本推理作家協会賞 短編部門  個人的選評

ザ・ベストミステリーズ2013 (推理小説年鑑)講談社Amazon 『暗い越流』若竹七海(受賞作) 短い紙幅のなかで物語にツイストをきかせて、読み手を意想外の方向に引っ張っていくストーリーテリングはさすが抜群。ただ才が先走って、展開の強引さが鼻につくとこ…

『ザ・ベストミステリーズ2012』2012年 第65回 日本推理作家協会賞 短編部門 個人的選評

ザ・ベストミステリーズ2012 (推理小説年鑑)講談社Amazon 今回から過去の推協賞の短編部門候補作を読んで、個人的評価を記します。 『望郷、海の星』湊かなえ(受賞作) 主人公の母が、いつ夫の蒸発の真相を知ったかで、物語の方向性は変わるはず。物語がこ…

傀儡の再来はドブ浚いの未来か

岸田ビジョン 分断から協調へ作者:岸田 文雄講談社Amazon あの面子じゃ、岸田さんが選ばれなきゃおかしいと思うけれども。それよりも、アベポンやらアホウタロウやらがキングメーカー気取りでチョロチョロしてるのが、あまりにも下らない。自分たちの犯した…

キチキチジミン狂レース

日本を前に進める (PHP新書)作者:河野 太郎PHP研究所Amazon なんでアマゾンで河野太郎を検索して、忍者コスプレが引っかかってくるんだよ(笑)。なんかこの人、結局嘘つきのイキリ系ってことで、維新系の政治家とウリふたつだなあ。第100代の首相がこんな…

こう描く、どうだい?

押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド宝島社Amazon ああ、現代アニメはこのノリを失ってしもうたのです。このノリを受け継いでいるのは、邪神ちゃんドロップキックぐらいしかないんじゃないか。ギャグとはカ…

百代の過酷

菅義偉 不都合な官邸会見録 (宝島社新書)作者:望月 衣塑子+特別取材班宝島社Amazon ガースーのスカタンが延命をあきらめ、そしたら汚いもんが次から次へと、第100代総理の座を狙ってきましたね。嘘つき河野とネオナチ女がメディアで取り上げられるっての…

おれはぼっちや

BOCCIA FAN BOOK Vol.1: 競技者も、愛好者も、サポーターも──ボッチャ好きのためのファンブックAmazon ボッチャ。名前のインパクトと、シュールさを覚える競技進行。まあルールがわからない競技なんてみんなシュールだけれども。この競技専用のちっこいボー…

仮構の告白

完全犯罪の恋作者:田中 慎弥講談社Amazon 久しぶりに読んだ作者。近年は意固地な自意識をどう切開していくか、に焦点を合わせ続けているようだ。本作は、私秘的な領域と、露出された行為行動の連関に有意なものを見出そうとして、挫折するさまを描いているか…

このスガらしきセカイ

ポンコツ総理 スガーリンの正体 すべてはウソと八百長だった作者:西谷 文和,佐高信,青木理,前川喜平,望月衣塑子,小出裕章日本機関紙出版センターAmazon いよいよ青木率を割ってきたガースー総理。まあ数々の抑圧や横暴も、結局思い付き・気まぐれ・軽はずみ…

『金曜日』も齧れば

週刊金曜日 2021年4/9号 [雑誌]金曜日Amazon 東京汚輪が終わったあとに、まあ汚いもんが飛び出てきましたね。尾張のほうから。まあ、アレが汚輪の象徴なんじゃないか。セクハラトークのオンパレードに、メダルを食らう(物理的に)。そのあと、大企業トヨタ…

崩壊を抱懐する 

日本の医療崩壊をくい止める: コロナ禍の医療現場からの警鐘と提言作者:本田 宏,和田秀子泉町書房Amazon 医療崩壊、しちゃったね。いやあポンニチ政府はスウェーデンよりもスウェーデン的な集団免疫政策をとるつもりなんだねえ、泥縄なんだけれども。泥縄で…

90年代はサブいカルチャーだったのか

90年代サブカルの呪い (コア新書)作者:ロマン優光コアマガジンAmazon 小山田圭吾、小林賢太郎などの一連の五輪スキャンダル(だって五輪に絡んでなきゃ話題にすらならなかっただろうて)が炸裂して、にわかに注目されてる本。吉田豪がTwitterで紹介してたけ…

ニッポンのこーうんを祈る

大学入試 うんこ英単語2000作者:古屋雄作文響社Amazon 東京汚輪がいつのまにか始まってた。なんで開会式もやってないのに。よくわからんですね。みんなうんこを食わされそうな本大会、受験生もうんこまみれになってみるのも一興じゃないのかしらん。っていう…

誰がために鐘は鳴る

ノーベル平和賞の裏側で何が行われているのか?作者:ゲイル・ルンデスタッド彩図社Amazon ヒロシマに行ってノーベル平和賞もらうんですと。ニッポン国民の神経をさんざん逆撫でした野郎が、パンデミックの渦中で、東から西へ大移動。いったい誰が喜んでいるの…

女帝の想定眼高手低

小池百合子 権力に憑かれた女 ドキュメント東京都知事の1400日 (光文社新書)作者:和田泰明光文社Amazon 勝者なき都議選、という前に、小池女帝は自民とどういう関係を今現在結んでいるのか、よくわからん。で、都民ファーストをどういう手駒に使うのかもわか…

インシテブル

インビジブル作者:泉, 坂上文藝春秋Amazon 推協賞を受賞した本作、人に勧められてもどうにも読む気力がイマイチわかない。大藪賞も受賞していたそうで、ますます読む気が◎×△〠。。。。。。芦辺拓が『時の誘拐』の続編を書いていたら、と思うのです私。ただ、…

あのコロナの未来

あのころの未来―星新一の預言 (新潮文庫)作者:葉月, 最相新潮社Amazon たまたま手に取ったこの本。星新一のショートショートを科学エッセーの文脈で読み直す試みで、今まで読んだ星新一作品を思い出したり、懐かしんだり。現今の新型コロナパンデミックとオ…

気分はもう選挙

武器としての世論調査 (ちくま新書)作者:三春充希筑摩書房Amazon 気分はもう総選挙。。。五輪じゃなくて。えだのんのビジョンを見るのもいいけれども、まずはこの本読んで、野党共闘の死活的な重要性を学びましょう。ベーアーが復活するなんていうジゴクの底…

まあこれも自公の責任

自己責任という暴力: コロナ禍にみる日本という国の怖さ作者:雅俊, 齋藤未來社Amazon まあとにかく、暑さでぶっ倒れても、新型コロナにかかっても、アスリートファーストの自己責任だそうで。検査で陽性出たら自己責任もへったくれもないだろう、ってフツー…