なんでボケにいくんだろう


 炎上案件だけれども。アマゾンのレビューでも危なっかしさに言及されていますね。まあ、人生相談なんて、相手の人生をツマミに自分の人生(観)を語ってナンボのセカイだから、まあ小狡いナルシシズムですよ。タイトルと、糸井重里の推薦文と、こういうウスい他者感覚の表出に、クールさを感じてしまう層がおるのよね。
 

同情するなら鐘鳴らせ

錦織圭 さらなる高みへ

錦織圭 さらなる高みへ

  • 作者:塚越 亘
  • 発売日: 2015/05/03
  • メディア: 単行本
 
 錦織圭、言うべきことを言ってくれましたね。まあ、言ううべきことを言うべきですよ、沈黙してたって、五輪貴族のいいようにされちゃうんだから。アスリート同情論は、アスリートのメディア消費の欲望と表裏一体なんだからさ。喰いもんにされちゃいかんです。

デマ憂うまで

 
 もうどうなっちゃうのだろう、新型コロナ、もそうだけれど、新型コロナこわくない・騒ぎすぎ本を書いたひとたちって。引っ込みがつかないまま、若年層の犠牲者も寿命だって言うのかしらん。現場の苦闘をせせら笑う貴族みたいなもんですかね。デマ貴族。

不採用アニマルって不気味そう

天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)

天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)

  • 作者:たら子
  • 発売日: 2017/11/22
  • メディア: コミック

 今年の冬アニメでものっそーオモロかった作品の原作だけど、もう完結してたんだね。まあ内容というか学識量の密度が高いから、ネタ尽きたといっても、ごくろうさまとねぎらうしかないわな。アニメは同じエイベックスがらみのおそ松さんと同時期にやってたこっちも、ちょっとした声優オールスターだったな。

コビットに媚びない忍びない人々

コロナと無責任な人たち (祥伝社新書)

コロナと無責任な人たち (祥伝社新書)

  • 作者:適菜 収
  • 発売日: 2021/05/01
  • メディア: 新書

  新型コロナパンデミックで次々とイカれたひとたちが出てきてしまって、それを一部メディアが持て囃し、さらに政治の側が緊急事態宣言などを恣意的に用いた結果、感染収束の気配を見せぬまま、恐怖の東京五輪へ突入する、めでたき国ポンニチ。まあ国民への逆啓蒙の威力は侮りがたしというかね。まさに上の本は新型コロナ黒書、というべき警世の書。 

第4波はデンパが引き起こす?


 大阪、を中心とする関西圏はどうなっちゃうのですかね。でも、まあ、関西圏がああだったら、関東圏も、もはや、、、、、って思うがな。ともあれ、Amazonで新型コロナと検索ワード入れたら、新型コロナこわくない・騒ぎすぎ本が大挙して引っかかってくる現状じゃ、第4波は確実にくるよねえ、と。

 

 

 

吉本進撃地

吉本興業史 (角川新書)

吉本興業史 (角川新書)

  • 作者:竹中 功
  • 発売日: 2020/06/10
  • メディア: 新書

 あの理系で最もキビシイとされる東京理科大が、教職コースで吉本芸人を講師にむかえると。なんか、違うんじゃない、と言い切れないもどかしさが、どうにもあるわなあ。教職に期待されるものが、俗っぽくなりすぎてるんじゃねえの、と。