結城充考『プラ・バロック』(光文社)レビュー

プラ・バロック

プラ・バロック



 ちょっと大味、かな。ビジュアルに遡及する“像”の数々が先にあり、それらに適合する“物語”を用意したかなという印象が強いけれども、果たしてここのところが強みとなるかどうか。