麻生荘太郎『少年探偵とドルイッドの密室』(南雲堂) レビュー

少年探偵とドルイッドの密室 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)

少年探偵とドルイッドの密室 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)



ミステリアス
クロバット
サスペンス
アレゴリカル
インプレッション
トータル39


 三年ぶりの長編第二作目は、英国のミステリーツアーのコンセプトで、探偵小説的ネタ振りを十全にやっている。幻想とサイコ・スリラーと論理的アプローチの、ハッタリの匙加減が、なかなかいい感じ。