平石貴樹『松谷警部と目黒の雨』(創元推理文庫)レビュー



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アレゴリカル
インプレッション
トータル37


 作者の復活を寿ぎたいのだけれども、過去の作品と比べると、もうちょっと何かを欲張ってほしいかも、と。というか、ケーサツ小説的アプローチが、奏功したかどうか、このプロットは私立探偵もののほうがよかったのでは。