1998年に刊行された『戦後の思想空間』は、「現在が戦前だからなんですね」という刺激的な一節で始められる。大澤真幸がそのように言う根拠は、柄谷行人の「昭和・明治平行説」で、コンドラチェフの景気循環論を想起させる、六十年周期で歴史は一サイク…
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