2008-05-24から1日間の記事一覧

篠田節子『 Χωρα ―死都― 』(文藝春秋)レビュー

[rakuten:book:12843046:detail] 宗教をめぐる議論から、超自然的世界が開示される展開は、さすがに危なげないもの。さらに、“音楽”という要素もからまれば、もう作者の独壇場である。生と死の二項対立的図式にあてはめたのは、やや予定調和のきらいはあるけ…