2008-07-20から1日間の記事一覧

“不可視”なものの政治学

本田由紀の最新コラム集『軋む社会』は、そのタイトルが、現在の閉塞状況をよく表している。なぜ「軋む」のか。それは、「家族‐教育‐仕事という三つの社会領域間の循環関係の破綻」が原因である。要するに、わが国における労働力の再生産のメカニズムが、ネ…