真保裕一『最愛』(新潮社)レビュー

最愛

最愛



 
 メロドラマ。“愛”におけるキリスト的なるものが、もひとつうまく見えてこないのだけれども。にしても、ここのところの力作が直木賞候補にならないのは、カワイソすぎる。