2007-02-26 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(角川書店)レビュー 作者名マ行 夜は短し歩けよ乙女作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11/29メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 2,165回この商品を含むブログ (981件) を見る 現在の若手作家で一番才能のある人だけれども、本作では語りのスイッチングがとても絶妙。すれ違っているはずなのに、“語り”が噛み合っているのは、ともに“信頼できない語り手”であるから? この<物語>の主導権を握るのは、どちらの<語り手>なんでしょう。