倉阪鬼一郎『湘南ランナーズ・ハイ』(出版芸術社)レビュー

湘南ランナーズ・ハイ

湘南ランナーズ・ハイ



 作者のマラソンものの二作目。個人的にこういうお話には、弱いのです。走る、というプリミティブな行為にも、作者が独特の嗅覚をはたらかせていたことがわかる。