荻原浩『ひまわり事件』(文藝春秋)レビュー

ひまわり事件

ひまわり事件



 うーん、クライマックスはよめてしまうかな。老人ホーム問題などの社会派的要素をコメディタッチで読ませてしまうのは、この作者の練達の話芸のなせる業。ラストは、毎度のことながら、ほろっとくるわけで。