福田和代『オーディンの鴉』(朝日新聞出版)レビュー

オーディンの鴉

オーディンの鴉



 なかなか苦い幕切れを迎える謀略小説。ネット・ファシズムとの戦いの格率を奈辺に設定するかを問うたものとして読んだけれども、やや大味かな。