古野まほろ『群衆リドル Yの悲劇’93』(光文社)レビュー

群衆リドル Yの悲劇’93

群衆リドル Yの悲劇’93



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 冒頭、東京帝大というコトバが出てきて一瞬読む気が萎えたのですけれども、それでも読み進めて、ハードパズラーの粋を堪能しました。ナラティブの軽さが、思わせぶりの要素を取払ってくれてて、知的な感じがします。