2011-08-03 永瀬隼介『刑事の骨』(文藝春秋)レビュー 作者名ナ行 刑事の骨作者: 永瀬隼介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/06/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 元エリート刑事が汚名をすすぐかたちで、取り逃がしたサイコパスの追跡を始める。多視点構成が、一筋縄でいかないストーリーのサスペンスを担保するが、主人公一視点でじっくり読ませてもらいたかったなあ、とも。タイトルは、よく考えてみると、ダブルミーニングっぽくて、無骨な名付けだけれども、必然かと。