川瀬七緒『147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官』(講談社)レビュー

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官



デビュー作とは方向性を違えた作品だけれども、快調。キャッチーなスペシャリストものの醍醐味を満喫しました。でも、くっつくのが早すぎだなー。やや軽いノリの微妙な違和感も、ラストシーンのビジュアルイメージで、相殺しました。乱歩賞受賞第一作のハードルはクリアー。