大門剛明『父のひと粒、太陽のギフト』(幻冬舎)レビュー

父のひと粒、太陽のギフト

父のひと粒、太陽のギフト



 コンスタントに新作を上梓し続ける作者が今回挑んだのが、農業問題。トピックスをひと通りサルベージして、ミステリーの雛型へ流し込んでいるけれども、堅実に物語を進めている。やや直線的な展開かも。