2014-02-07 笹本稜平『尾根を渡る風 駐在刑事』(講談社)レビュー 作者名サ行 尾根を渡る風 駐在刑事作者: 笹本稜平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る いやあ、気持ちのいい、いい心地のする小説を読ませていただきました。作者の警察小説の新作といった程度のつもりでいたら、人生の蹉跌と哀歓が、事件という出来事を鳥羽口に凝縮されて描かれて、奥多摩のロケーションとともに、よい気分に浸れた。体育会系的ケーサツ小説にウンザリした人には、超オススメです。