『血探』は、一部でイカモノ扱いされているようだけれども、とんでもないですからね。シリアスなアイデンティティー探求譚。と捉えるかどうかは、読み手次第だろうけれども。『カンパニ』は、なんというか、アメリカくさい小説、というか。ファンタジーが時代の空気を再現させるのは、過去が不気味なものとしての触知性を誘発してくるせいかも。ハイアセンは、お待っとうさん、ってことで。物語のツボを抑えているからこその、オフビートっぷり。
★★★★★…………面白い!
★★★★…………読み応えあり。
★★★…………一応、満足。
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