長沢樹『冬空トランス』(KADOKAWA)レビュー



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インプレッション
トータル39


 シリーズ第三作目は連作集で、トリックが大胆不敵でステキでよろしいです。こうでなくっちゃ、いけませぬよ。作者の、精神年齢が高そうな高校生の描写が、小説世界を妙なところで完結させているような気がするけれども、ツボという人もいるのだろう。