青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(双葉社)レビュー


むかしむかしあるところに、死体がありました。

むかしむかしあるところに、死体がありました。

  • 作者:青柳 碧人
  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 そりゃ面白く詠みましたけれども、紀伊国屋書店方面は大丈夫なのか(笑)。まあSFミステリっぽくなるよね、という期待通りの一寸法師と浦島太郎のお話がやっぱり手ごたえがあって、鶴恩は何がやりたいかよくわからんかった。桃太郎の話はやっぱり歴史ミステリっぽいアプローチがよかったなあ、これが本屋大賞取ったらこの作者の作風誤解されるんじゃ。