蛮民の法

 
  こんな物騒なご時世で、ロールズ概論本を読むとは、オツなものと言ってよいのやら。ロシアはアメリカの介入主義のロジックをほぼなぞってるようだし、ということは、万民の法も無傷ではいられない感じもするけれども。ナショナリズムをなかなか相対化できない立憲主義リベラリズムは、その隘路をアイロニーで突破するほかないのかね。