消しゴムで反抗


 消しゴムはんこの世界に浸ってみた。で、やっぱり手先が器用じゃないと愉しめないのじゃないか、その前に下絵を描くセンスも必要じゃないか、と思うわけで、ナンシー関は20世紀末のテレビ業界を消しゴムはんこで彫りつくし語りつくし、どれだけ気力があったんかい、と思わざるを得ない。