下り腹のニッポン

 
 ああいいな。するする読める。直線的な時間と循環する時間の双方がトレードオフ的な関係性にあるように読めるけれども、これは並行世界的に、双方が存立するものではないかと思う。ふたつの時間性を自在に駆ける精神性が、合理的優位性を獲得するような感じがする。倫理的なそれではないけれど、ね。