2006-10-06から1日間の記事一覧

柳広司『我輩はシャーロック・ホームズである』(小学館)レビュー

本日のエピグラフ きみたちの二つの夢。基督教と社会主義。あの世と未来。日本はそのいずれも、これまで信じてこなかったし、これからも決して信じることがないだろう。それらは、ぼくたちが見る夢ではないのだ……。(P204より) 吾輩はシャーロック・ホー…

鳥飼否宇『激走 福岡国際マラソン』(小学館)レビュー

本日のエピグラフ 問題は(中略)微妙な立場だった。/これは記録で克服するしかない。(P231より) 激走 福岡国際マラソン―42.195キロの謎 (小学館ミステリー21)作者: 鳥飼否宇出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 20回この…

折原一『グッドバイ  叔父殺人事件』(原書房)レビュー

グッドバイ―叔父殺人事件 (ミステリー・リーグ)作者: 折原一出版社/メーカー: 原書房発売日: 2005/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る ミステリアス8 アクロバット8 サスペンス8 アレゴリカル7 インプレッション8 トータル39 久し…

引き続き、2006ミステリ年度上半期作品のレビューの転載です。読むは一時の浪費、読まぬは一生の濫費。