増田俊成『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)レビュー

シャトゥーン―ヒグマの森

シャトゥーン―ヒグマの森



 
 末は寿行かステキンか。ひたすらこわ〜いのねんのねん。にしても、これから温暖化が進んで、近未来の北海道が大農場地帯になったら、ギンコ様、森からおん出て大暴れするんじゃないですか。というのが続篇だったり。一度食べた人間の味は忘れられない、というんであれば、新手の吸血鬼モノとしても推奨可かしら。北の幸のなかにヒト様が含まれるなんて。