草上仁『数学的帰納の殺人』(早川書房)レビュー

数学的帰納の殺人 (ハヤカワ・ミステリワールド)

数学的帰納の殺人 (ハヤカワ・ミステリワールド)



 何かはじめは、竹本健治っぽい展開かなあ、と思いましたけれども、結構ハードに迫ってきましたね。数学とは縁遠いワタクシなんかは、なんか狐につままれたような感じでしたけれども、もしかして作者に化かされたのかしらん。