2010-05-10 大倉崇裕『白戸修の狼狽』(双葉社)レビュー 作者名ア行 白戸修の狼狽作者: 大倉崇裕出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2010/04/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (13件) を見る ユーモアミステリと括られるだろうけれども、サスペンスを基調としたプロットづくりの冴えに目を見張るはず。巻き込まれ型というより、巻き込まれさせ型というべきで、シチュエーションの強引さをそのまま突拍子もない話につなげて、中だるみしないのは、作者の力量を改めて感じさせる。