海堂尊『アリアドネの弾丸』(宝島社)レビュー

アリアドネの弾丸

アリアドネの弾丸



ミステリアス
クロバット
サスペンス
アレゴリカル
インプレッション
トータル39


 ワタクシ的にご無沙汰だった作者、本ミスのベスト20に入ってたんで、遅ればせながら紐解いた次第。クライマックスの対決シーンは、堂々とした書きっぷり。物語のサスペンスに、作者自身の抱く現状への危機感が色濃く滲む。