歌野晶午『舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵』(光文社カッパノベルス)レビュー

舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (カッパ・ノベルス)

舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (カッパ・ノベルス)



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 作者のいう「ゆるミス」とは、各編がゆるくつながっている、という意味合いもあるのでしょうね。人物造型のリアリティの持たせ方の匙加減が、とってもいい感じ。「幽霊は先生」「電卓男」「母」がプロット的にもかっちりと決まった出来。