2014-01-31 大門剛明『この雨が上がる頃』(光文社)レビュー 作者名タ行 この雨が上がる頃作者: 大門剛明出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/12/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る いいぞいいぞ。初期の小杉健治を彷彿とさせる、社会派トリッキーミステリ短編集。いやはや、ギミックの利かせ方が、職人技の境地ですよ。鼻につく人もいるかもしれないけれども、作者の誠実さが、こういうかたちで伝わってきて、とってもいい感じ。イチ推しは、フィニッシング・ストロークが決まった、あれ。