2015-04-03 麻見和史『警視庁文書捜査官』(KADOKAWA)レビュー 作者名ア行 警視庁文書捜査官作者: 麻見和史出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/01/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る なにやら意味ありげな部署に配属されたふたりの刑事が遭遇する奇怪な連続殺人。事件自体のトリッキーさに作者の持ち味が出ていて満足。それが、物語の後半のサスペンスに自然に繋がっていくが、探偵役のキャラクターのやや面妖な部分が、物語のアクセントになっているというより、シリーズ化待ちというニュアンスが出ているのは、ご愛嬌。