穴を見つけると手を突っ込みたくなる

 
 どうも、ねえ。バリバリの理系の学者が嚙み砕いて質問に答える企画を、誠実に実践しているのだが、短い紙幅のなかで特定の結論に持っていこうとする強引な語り口が、時に目につくことがあって、これは無意識にやってるのかも、と思った。まあ質問する側が、どういう手触りの回答を望んでいるかなんて、分からないだろうけれども、でももうちょっと「他者」感覚があっていいかなあ、と思う。