2007-08-21 諏訪哲史『アサッテの人』(講談社)レビュー 作者名サ行 アサッテの人作者: 諏訪哲史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/21メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (123件) を見る シニフィアンの連鎖からの「逸脱」が、<主体>の実存的基底を確保するのを保障するか、という問いの真摯さと、表象の滑稽さのコントラストの勝利、ですね。失踪した叔父さんは、“不気味なもの”として回帰してくるんかな。