古野まほろ『絶海ジェイル Kの悲劇’94』(光文社)レビュー

絶海ジェイル Kの悲劇’94

絶海ジェイル Kの悲劇’94



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トータル39


 何というか、この作者の受容のされ方がイマイチわからんです。昨年の本ミスでもランクインしたのは『群集リドル』以外の二作だし、まほろファンとはもちろん、本格ファンとも違った受け留め方をオイラはしているのか。本作はそんなオイラでもそこそこ愉しめたので、評判にあまりならんのか。必死のトリックのつなわたりがナイスです。