辻真先『戯作・誕生殺人事件』(東京創元社)レビュー

本日のエピグラフ

 (…)お誕生おめでとう!(…) (p.309)

戯作・誕生殺人事件

戯作・誕生殺人事件



ミステリアス
クロバット
サスペンス
アレゴリカル
インプレッション10
トータル45

 
 大団円、っていった感じがしないなあ。作者のサブカル観とでもいうべきニュアンスが、小説に色濃く反映されていて、興味深かった。にしても、ケジメをつけるのにそんなにマジメにならなくても、と思うのは、不マジメ?