2014年7月版



 やっぱりこいつを一等賞に挙げなきゃアカンのだろうなあ。『駄作』っていうのは、小説の創作講座で一番始めに読ませて、生半可な作家志望者を挫折させるために書かれた、というのであれば、ひどく納得するけれども。『セバスチャン』は、シナリオライターのエンタメ魂がすんごく伝わってくるけれども、ちょっと散漫かな。フロストよりもロマンチストかね。『火曜日』は、雰囲気の醸成の仕方が堂に入っているよね。
  

★★★★★…………面白い!
★★★★…………読み応えあり。
★★★…………一応、満足。


駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

★★★★★


犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)

犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)

犯罪心理捜査官セバスチャン 下 (創元推理文庫)

犯罪心理捜査官セバスチャン 下 (創元推理文庫)

★★★★


火曜日の手紙

火曜日の手紙

★★★★