本日のエピグラフ
「ぼくには、この不一致が犯人の行動を暗示しているような気がするのです。それに犯人が『狂った』シリアル・キラーであったとしても、彼なりの論理が存在するはずです」(P238より)
- 作者: 麻生荘太郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/09/29
- メディア: 単行本
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ミステリアス | 8 |
アクロバット | 9 |
サスペンス | 8 |
アレゴリカル | 7 |
インプレッション | 8 |
トータル | 40 |
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サイコ・スリラーをひねってひねりあげた本格もの。作風の方向性としては、西澤保彦に近いかも。今後は、専門領域のディープなところが“本格”にあらまほしき逆説の美学につなげられているようなものを期待したい。