本日のエピグラフ
「(…)もちろん僕にはこの事件がすべて完璧にお見通しだったとも! いままで沈黙していたのは、いわゆる名探偵特有の倫理観で――」(「七つのビールケースの問題」p.133)
- 作者: 東川 篤哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: 単行本
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ミステリアス | 8 |
アクロバット | 9 |
サスペンス | 8 |
アレゴリカル | 8 |
インプレッション | 9 |
トータル | 42 |
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作者のメインシリーズの短編集。お約束のギャグと展開のスラップスティックさ、脱力と狂騒の数珠繋ぎに、数々のギミックが炸裂。「七つのビールケースの問題」は、ホワイダニットからのハナシの転がし方が、いい感じ。「宝石泥棒と母の悲しみ」はいいお話です。