2009-11-18 貫井徳郎『後悔と真実の色』(幻冬舎)レビュー 作者名ナ行 後悔と真実の色作者: 貫井徳郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (27件) を見る 久しぶりの警察小説は、大満足。それぞれの刑事たちの肖像がくっきりとしているけれども、必要以上にアクが強くなく、身構えずに愉しめる。ただ、主人公のたどる隘路に、もう一工夫ほしかったところ。ある種のイノセントの描出は、小説を軽くしてしまう。