『ケンブリッジ・シックス』は、イギリスの諜報戦のトラウマが、国際政治上の外敵の形象と直結しているということが分かり、面白い。サスペンスも途切れることはなく、大満足。『六人目の少女』は、やや中だるみの感があるけれども、ギミック重視の作風はなんとも心強いこと。『逆転立証』は、苦い話なんだけれども、もしかしたら作者は、弁護士稼業をある意味で清算したかったのかも、と思わせられなくもない。
★★★★★…………面白い!
★★★★…………読み応えあり。
★★★…………一応、満足。
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