本日のエピグラフ
「妖精というのは一種の幻覚なのでしょうか」/「幻覚といえば幻覚、夢といえば夢なんでしょうが、そうした単純なものでもありません。もっと実在感があるし……」(p.44)
- 作者: 松本寛大
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/07
- メディア: 新書
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ミステリアス | 9 |
アクロバット | 9 |
サスペンス | 8 |
アレゴリカル | 9 |
インプレッション | 9 |
トータル | 44 |
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第1回の福ミス受賞から、4年ぶりの受賞後第一作。作風から、寡作やむなし、という感じ。このレベルを維持してくれれば、待ちます。本作に限っていえば、人間関係の軋轢からくるサスペンスが、もうちょっとほしいところ。