クックは相変わらずええなあ。ミステリファンの郷愁を誘ってくれているところが、律儀ですよね。クックの関心がこういうところに移ってきているのは、何となく想像できなくない? 『護りと裏切り』は、後半、法廷劇のダイナミズムを味わえる。こうでなくっちゃ。「説示無視評決」がキモ。コナリーのは、ジャーナリズム衰退に対する危機意識が鮮明だ。ポンニチのジャーナリズムには身捨つるほどのメディアはあるか。
★★★★★…………面白い!
★★★★…………読み応えあり。
★★★…………一応、満足。
キャサリン・カーの終わりなき旅 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
- 作者: トマス・H.クック,Thomas H. Cook,駒月雅子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 単行本
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- 作者: アン・ペリー,吉澤康子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2013/01/29
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- 作者: マイクル・コナリー,古沢嘉通
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